【新唐人2014年12月23日】湖南省邵陽市で20日、電線の老朽化が原因で、爆竹などを販売する店舗に引火し爆発が起こり、店主の一家5人が死亡しました。事故発生後、地元当局は数百人の警察を出動させ、死者の遺体を奪おうとして、遺族や地元市民との間で衝突が発生しました。
亡くなった店主、劉さんの弟によると、地元には爆竹店が集中しているため、劉さんは数ヶ月前に自ら安全検査局に出向いて閉店の意思を告げ、協議書にサインし、補償金をもらいました。協議に基づくと、安全検査局は店の爆竹や花火などの在庫を調べ、処理するはずでしたが、事故が発生するまで来なかったそうです。
死亡した店主劉さんの弟
「事故の真相を隠蔽するため、数百人の警察を出動させ、遺体を奪ったうえ、私を殴りました。亡くなった義理の姉の父親まで逮捕し、我々を脅しています
劉さんの父親は、一家8人のうち、妻と長男夫婦、娘、孫の5人が死亡したと泣きながら訴えました。
劉家の父親
「5人が全部死亡し、3人しか残っていません。息子も孫も亡くなりました。警察は人を殴り、遺体を奪おうとしました。我々は警察に見張られていて、今ホテルに泊まっています」
爆発の原因について、地元当局は発表していません。付近店舗の店主は、爆発は電線の老朽化によるものだと述べました。
付近店舗の店主
「電線が老朽化し、前にも事故がありました。漏電していて、発火寸前でした。スイッチを下ろして、簡単に処理しました。劉さんの親子にもこのことを告げました」
20日午前、爆発が発生した後、数百人の警察が死者の遺体を奪おうとし、遺族と衝突が発生しました。事件は市民の不満を招き、1000人に上る市民が警察数百人と深夜まで対峙しました。警察は遺族や市民に暴力を振るい、写真を撮る市民の携帯電話を奪いました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/12/22/a1163101.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/尹)